SCP構成ユニット
SCPとは、下水道の本管部分と各家庭に繋ぐ取り付け管部分を、同時にバイパス・管理することができ、真空の力で汚水を確実に搬送する真空制御システムです。
従来の家庭枡を使用しながら、安全に下水管の補修作業を行うことが可能です。
また、現状のライフラインへの影響を懸念することなく早期の工事着工ができるため、よりスムーズなライフライン回復が期待できます。
SCP構成イメージ
SCP構成概略図
メインライン(上流からの流れ)の接続口も装備し、コンパクトな大きさとなっています。
汚水蓋ユニットを汚水槽に取付けるだけの簡単な作業です。吸い上げポンプ、電源ケーブルの引きまわしは必要ありません。
止水装置は軽量でシンプルな形状なので、狭いマンホール内でも簡単に取付けることが可能です。
NTTドコモの通信サービス「FOMA」を使用して、止水装置の情報をリアルタイムで受信することが可能です。
ポンプの運転時間から、ハウスチャンバーの設置、計測結果状況を把握し最適な運用を行うことが可能です。
故障履歴の解析から事前対策を行い、効率の良い最適な運用が可能です。
装置構成 | 1)シンクタンク | 1台 (吸引タンク、真空吸引装置付き) |
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2)ハウスチャンバー | 10セット(汚水蓋ユニット付き) | |
装置ポイント | 1)ユニット | 自動差圧吸引式(特別な設定は不要) |
2)設置(シンクタンク) | 現場環境に条件設定無し | |
3)ハウスチャンバー(H.C) | 無電源システムの為ケーブル不要 | |
4)監視 | 常時稼働状況無人監視、状況は電話通信回線で確認可能 (※一部機能はオプション仕様) |
適用管径 | φ50~φ200mm | |
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バイパス方式 | F・Mライン | ポンプ吸引圧送方式 |
R・Mライン | ポンプ圧送方式 | |
H・Cライン | 真空吸引方式 | |
バイパス距離 | 200M(MAX) | |
シンクタンクユニット | 寸法(長さ×幅×高さ) | 2100x1200x1350mm |
重量 | 1500kg | |
吸引量(最大距離時) | 0.5m^3/min(MAX200M) | |
排出方式(モータ容量) | 自動排出方式(5.5KW) | |
制御方式 | (F,M,L) | 液面センサ、タイマ併用 |
(H,C,L) | 差圧方式(無電源制御) | |
自動通報装置 | 常時監視、送受信無線システム | |
騒音 | 通常 | 60.0dB(周囲7m、60Hz) |
深夜モード | 50.0dB(周囲7m、30Hz) | |
ハウスチャンバー(H,C) | 無制御差圧真空吸引方式 | |
寸法 | 400mm300x400mm | |
重量 | 20kg |
セールスポイント | 1、特殊な設置条件が無いので、短時間設置作業が可能。 |
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2、携帯電話回線を使用する為専用ケーブル不要。 通信トラブル要因が少ない。 | |
3、吸引機能が此処に独立している為、同時吸引可能。 (ハウスチャンバーの吸引の制御不要) | |
4、家庭枡蓋と同型のため臭気漏れ無し | |
5、装置稼働時、常駐の専従管理者は不要。 | |
6、稼動状況が常時電話回線で受信対応。 |